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2017年01月14日

お墓参りに行く時間いつが最適なのか

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昔の風習としては、お墓参りに行くのは午前中がいいとされてきました。ですが、近年ではお墓の近くに住む方も多くはありません。田舎から都会に出てきた人にとっては、お彼岸にも行けないという方も珍しくはないです。実際に墓園を見てみると、毎日拭き掃除をして綺麗に管理されたお墓がある一方で、雑草や木々が生え放題、墓石がほこりを被っているお墓も少なくはありません。やはりお墓から離れて暮らす人にとっては、お墓参りに行きたくてもなかなか行けないというのが現状です。久しぶりに田舎へ帰って、午前中にさっそくお墓参りに行くかと言われれば、そういう方は少ないように感じられます。

久しぶりに会う家族や親戚と過ごしたり、旧友に会いたいという方がほとんどだと思います。冒頭でも昔の習慣として、午前中に行くのがいいということを紹介しましたが、今はそのような風習を知っている方も多くはなく、行けるときに行くという方がほとんどです。それでなくても午前中は何かと忙しい時間帯です。時間ばかりを気にして実際に行けなければ元も子もありません。もし自分が亡くなった側であれば、自分のことを忘れないでお墓まで来てくれるだけでも嬉しいものでしょう。故人を忘れずに想う気持ちがあれば、いつ来てくれたのかという点は関係なく、嬉しいものでしょう。

一般的にお墓で過ごす時間はまちまちですが、10分程度で帰られる方が多いです。墓石を水ぶきして掃除し、雑草などが生えていれば抜きます。この辺りは管理している墓園にもよりますが、お墓の区画内の掃除は所有者が行うとする墓園も多いです。そして、故人が好きだった嗜好品、食べ物や飲み物などを置いて手を合わせ、帰っていく方が多いです。お線香などは火災防止のため禁止になっている墓園も増えてきました。実際にニュースにならないだけで、火事になりかかった墓園もあります。そして最後にお供え物も持ち帰るというのも一般的になりました。これは墓園の管理者の手間を省くという清掃上の理由もありますが、カラスや野鳥などがお供え物をあさって、それを目当てに集まってきてしまうためです。時代とともに様々な規則が増えてきていますが、利用している墓園の規則を守って利用するようにしたいですね。

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